子宮頸がん検診に関する専門的なあれこれ①HPVと言っても型ごとにリスクが違うんだってば
国際パピローマウイルス学会主催のレクチャーから、
アマミノクロウサギ(Amamino_Kurousagi)
2025.03.14
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子宮頸がんの予防はワクチン接種と検診の二本立て。子宮頸がん検診に関するちょっと専門的な議論を展開するよ。どれも簡単な話ではないけど重要だ。
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トップバッターはデンマーク・カロリンスカ研究所の『Joakim Dillner』博士。彼はHPV検査による検診法の評価を重点的に行っていて、検診の精度・有効性に関する重要な研究をいくつも発表している。
テーマは『HPVの型ごとにがん発症リスクが違う』リスクに応じた検診・検査システムの最適化が必要だの急先鋒だ。今の検診システムは、リスクに応じた重みづけが不十分でざっくりいうと『リスクが低い人には検査強度が大きく負担・害が大きくなっていて』逆に『リスクが高い人には不十分なのではないか』という問いかけが基本にある。
いってみよー🐰
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続きは、5638文字あります。
- HPVの型ごとに非常に大きな発癌リスクの違いがある
- ハイリスクHPVは一体何種類?13〜15程度と数字がばらけるが、なんでよ🐰
- 型ごとに異なる発癌リスクを見てみよう🐰
- まず全年齢を通したリスクを見てみると(一番左の列)
- 年齢・前回と今回の検査履歴・HPVの型・細胞診の結果で、2000倍異なる子宮頸がん発症リスクを定量化できる
- 今回のまとめ
- 次回予告
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