見てわかるHPV②若い人で子宮頸がんは増えている?

ワクチンを接種する前から減っている(からワクチンはいらん)とかいいますケド🐰
アマミノクロウサギ 2024.06.27
読者限定

HPVワクチン定期接種化以前から日本において若い人で子宮頸がんが減少している→だからワクチンは必要ない。オーストラリアではワクチンを接種するようになってから若い人(30代)の子宮頸がんが増加している。

HPVワクチンの重要性に懐疑的な議論において見ることがある主張ね🐰

実際の数字を見ながらそれをどのように解釈したらいいか説明するよ。傾向としてみた場合、40歳未満での子宮頸がん罹患率は減少傾向。もちろん、減少傾向だからって『ワクチンが不要』とはならないのだけど『どのような因子が子宮頸がん罹患率に影響を与えるか』を正しく知ると、そう簡単に惑わされることはなくなるかな。

検診受診率で大きく影響を受ける上皮内がんを除いた、ガチの子宮頸がんに限った解説ね🐰

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3962文字あります。
  • 自然発症率と実際の発症率の違い
  • 自然発症率に影響を与える因子は?
  • 子宮頸がん罹患率の変化を解釈する場合
  • 子宮頸がん罹患率の変化(全体)
  • 子宮頸がん罹患率の変化(年齢別)
  • 子宮頸がん罹患率の変化(40歳未満)
  • まとめ

すでに登録された方はこちら

読者限定
HPVに関するちょっとした疑問に答えるシリーズ⑦9価ワクチン接種後の子...
読者限定
子宮頸がんと同じように肛門がんも検診で予防するべきか?
読者限定
HPVに関するちょっとした疑問に答えるシリーズ⑥実際のケースを題材に。...
読者限定
HPV検査と細胞診:同じ検査でも意味がかわる
読者限定
なぜ必要以上の子宮頸がん検診が患者に不利益か?
読者限定
『HPVワクチンは赤ちゃんの命も救っている』
読者限定
HPVワクチンの有効性を“無作為化比較試験(RCT)”でがんの発症と死...
誰でも
パキスタンのHPVワクチン導入はある程度の成功を収めたが課題も浮き彫り...