子宮頸がんがHPVワクチンの集団免疫で予防できる?
できちゃいました🐰てへ
アマミノクロウサギ(Amamino_Kurousagi)
2024.09.27
読者限定
子宮頸がんの原因(必要条件)が感染症・ハイリスクHPVの子宮頸部への感染であって、その感染を予防できるワクチンがあるのだから、接種率が高い集団ではその集団内のハイリスクHPV感染率がひくなる。当然、その集団に属していればワクチンを接種していなくてもハイリスクHPVに感染する確率は低くなるだろう。
これが集団免疫だよね🐰
HPVはヒトヒト間の感染が、性交渉に代表される濃密な繰り返される接触であるために、1人のキャリアが感染を広げる機会は限定される(一方、時間軸は長い、将来もつ全ての性的パートナーに移すから)。この、限定された感染経路が、集団免疫効果が強く発揮される原因になっているんだね。
この記事は無料で続きを読めます
続きは、2404文字あります。
- 女性だけのワクチンプログラムを導入したらどうなった?
- 女性だけのワクチンプログラムを導入したら男性はどうなった?
- HPVワクチンを女性だけに導入した場合、その集団と性交渉をもつ同世代の男性は、接種女性集団の形成する集団免疫によって、コンジローマの原因となるHPV6/11の感染から守られた。
- さて、子宮頸がんの話に移りましょうか。
- HPVワクチンは強力な集団免疫効果を発揮する。理由はHPVのその感染経路にある。
- それでも『パートナーを守るために』は正確ではない
- HPVワクチンを接種するとパートナーを感染からまもれるの?まもれないの?
すでに登録された方はこちら