HPV検査単独法によるに子宮頸がん検診は5年も間隔をあけても大丈夫?

妊孕性温存を目的に(十分早期で見つかる)十分な感覚なのか?死亡率が下がるだけじゃないよね。子宮頸がんになるひと増えちゃわない?
アマミノクロウサギ(Amamino_Kurousagi) 2024.11.10
読者限定

ウェールズでも3年前、子宮頸がん検診がHPV検査単独法に移行した上での5年間隔と検診間隔が延長された。その時にも同様の懸念が話題となり、署名活動が行われ100万筆のもの署名がその中止を求めるため集められた。

子宮頸がん検診の間隔を延ばすことは命を危険にさらし、子宮頸がんによるさらなる死者が出る可能性があります!

署名サイトを見て貰えばわかるが『検診は子宮頸がんを予防してきたのに、その頻度を減らすとは何事か?』ということになる。背景には検診は利益のみがありやればやるほど良いという理解があることもあるだろう。

現在130万人分の署名が集まっている。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2323文字あります。
  • 子宮頸がん検診は、上皮内がんを見つけてがんになる前に予防的に治療することで子宮頸がんを予防するのが目的
  • 妊孕性温存するとは、がんではなく前がん病変の段階で治療するということだが…
  • 上皮内がんの全てががんになるわけではない
  • 上皮内がんの治療のリスクに何がありましたっけ?
  • 検査間隔を短くすると?何がおこる?
  • 5年後に検査したら、高度異形成が見つかった。がんの一歩手前じゃないの?
  • HPV検査単独法は検診負担が小さくなる?
  • まとめ
  • 蛇足

すでに登録された方はこちら

読者限定
ワクチンを接種した人たちには子宮頸がん検診を減らした方がいいのだろうか...
読者限定
見てわかるHPV④子宮頸がんの発症率:北欧諸国をまとめてみた
読者限定
見てわかるHPV③HPVワクチンが子宮頸がん検診に与えたインパクト
読者限定
HPVに関するちょっとした疑問に答えるシリーズ④
サポートメンバー限定
HPVの存在証明(11)分子生物学の導入
読者限定
バングラデシュはやるよ🐰
読者限定
日本の子宮頸がんは検診でかなりの部分予防されている🐰
読者限定
子宮頸がんを撲滅するのに男性にワクチンを接種する必要はないよ(男性のH...