HPVの存在証明:(13)CPE・細胞変性効果について
HPVのCPEは古典的なCPEのように細胞を死滅させ溶解するようなものではない
アマミノクロウサギ
2026.07.20
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一般的な主張ではないが、HPVの存在を否定しようとする議論のなか(そう彼です)に、次のようなものがある。
そもそもウイルスとは、細胞に感染するとその細胞を死なせるものとして定義されている。それなのに、HPVに感染した細胞は死なない設定だ。HPVはウイルスではありえない、あるいはHPVそのものがデタラメである。
もちろん、ウイルス学的に特に意味のある議論ではない🐰
端的に「ウイルスが感染すると細胞は死ぬ」というのは、ウイルスの定義ではないからだ。感染細胞を速やかに破壊するウイルスもあれば、細胞を殺さずに長期間感染を維持するウイルスもある。そして、HPVに感染した細胞に何も起こらないわけでもない。
まあ、ウイルス感染によって細胞に起こる変化、すなわちCPE(cytopathic effect:細胞変性効果)とは何かを考える題材としては悪くないので取り上げてみよう🎶
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続きは、4560文字あります。
- CPEとはなにか―見えないウイルスを見つける
- CPEは「感染細胞が死ぬこと」と同じなのか
- HPVのCPEは、一般的な培養細胞で観察されるCPEと何が違うのか
- HPVは感染細胞を殺さない
- HPVのCPEは「細胞の死」ではなく「上皮の形態変化」として見える
- 普通の培養細胞ではHPVのCPEを再現できない
- まとめ
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