がん・検診レジストリをみるとHPVワクチンの効果は明白である②🐰(イングランド)
最新の統計が発表されたのでデータを追加した。子宮頸がん撲滅に向けて視界良好🐰
アマミノクロウサギ(Amamino_Kurousagi)
2024.12.01
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こちらのアップデート。2023ー24年、昨年度のデータが追加された。
データはNHSの検診レジストリから。ここから誰でも参照できる。
基本的なことは前回のレターを見てもらうとして、昨年度のデータが追加されたのでどうなったか見てみよう。
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現在のところ、2価4価のワクチンを集団接種した効果を見ていることになる。9価のワクチン接種は23年から12/13歳に対して始まったので、まだ14歳なので関係ない。
16型18型による子宮頸がんは20代の90%、30代の80%程度の原因となっている。ワクチンの接種率は多めに(一回接種も効いているとして)90%に設定しよう。
つまり非常に大雑把に計算すると、20代であれば81%程度、30代であれば72%程度の子宮頸がん予防効果としてみられるはずだ(集団免疫効果は一旦置いておく)。この数字を念頭によろしくね🐰
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続きは、2857文字あります。
- Low-grade Dyskariosisに関して
- High-grade Dyskariosisに関して
- SCC/ADCの場合
- まとめ
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