彼氏が『います』。HPV ワクチンを接種した後、いつ頃から性交渉をしてもいいですか?

彼氏ができました。と、はちょっと違うバージョン🐰短くいくよ
アマミノクロウサギ(Amamino_Kurousagi) 2024.07.14
誰でも
ちょっと補足がいるなって🐰

ちょっと補足がいるなって🐰

基本的には考え方は、彼氏が『できました』と同じで構わない(リンク)🐰

一回目の接種後しばらくしてから、ワクチンの感染予防効果は発揮されると考えて良いが、2回目の接種後を目安にしてはどうか🐰

ワクチン接種の効果の側からみたらこの通り。

一方、この人が異形成やHPV関連がん、コンジローマの発症全体から見た場合は異なる。

①HPVワクチンは感染予防ワクチンでワクチン接種後の感染機会のみを予防する。

②HPVは持続感染するウイルスで、一度感染すると生涯感染が持続する。その中から問題となる病変ができることがある。ワクチンは、感染自体には影響しない。

過去に性的な活動性があったのであれば、そこ関係を通してHPVに感染しており、そのHPVに対してはワクチンを接種することは特に影響しない。彼氏がいたのであれば、すでに運命共同体ということだ。

ワクチンを接種してもしなくても、現在のパートナーに対する・からの感染リスクは過去にあり、未来にはないよ🐰これが、大人が接種する場合の、『ライフスタイル?』に合わせて接種を検討にあたり

新しいパートナーを持つなど、感染リスクが一定ある場合にワクチン接種を特に推奨する。

と言う判断の根拠になるものだ。こう考えると特に気にする必要はないといっていい。

***

唯一考慮点があるとすれば『現在のパートナーとHPVを共有しきっていない可能性がどの程度あるか』になるが。

🐰『どのタイミングで感染するのかまったくわからんね』

になる。この点を意味があるとするのなら、

一回目の接種後しばらくしてから、ワクチンの感染予防効果は発揮されると考えて良いが、2回目の接種後を目安にしてはどうか🐰

に戻ってくるわけだ。

それぞれの関係性、考え方でどっちでもいいよ🐰

***

また、感染させる側(男女問わない)の視点から見た場合の『ワクチンを接種しても現在の(目の前の)パートナーを守ることはできない』のはこちら

無料で「アマクロ疣研」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

読者限定
HPV関連中咽頭がんに対する検診法は実現しますか?
読者限定
世界のHPV事情①モロッコから
読者限定
100人子宮頸がん検診を受けるとどうなるの?
読者限定
HPVに関するちょっとした疑問に答えるシリーズ⑤HPV陰性の場合の考え...
読者限定
HPVワクチンの値段はどうやってきまるの?
読者限定
がん登録データを見ればワクチンの効果は明白だ(イングランド・2年分のデ...
読者限定
HPVワクチンの単回接種に関して日本で接種を受ける場合はどのように考え...
読者限定
がん・検診レジストリをみるとHPVワクチンの効果は明白である②🐰(イン...