パキスタンもやるよ🐰
9歳から14歳の女子に対するHPVワクチン接種プログラムを本日より展開ね
アマミノクロウサギ
2025.09.16
誰でも
子宮頸がんはパキスタンにおける女性がんの3位を占め、罹患者の7割弱ななくなる公衆衛生上の問題であった。この死亡率の高さは主に検診プログラムの不備に起因する。
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パキスタンでは9歳から14歳の女子1300万人に対して段階的にHPVワクチンを提供することにし、その第一段階として、2025年イスラマバード首都圏・パンジャブ州を皮切りに、2027年までかけて全国に展開する。
ポイントは9月15日から27日の2週間に集中して、集団接種をおこなうことで達成すること。5年間の定期接種期間に自分で医療機関にいって接種してねという日本との違いはここにある。
さらには、パキスタンの子宮頸がん罹患率を見てみると…日本よりもはるかに低く(他の公衆衛生上の問題が大きいということだ)半分以下だ。逆に言えば、日本の女性がはるかに大きな子宮頸がん関係の負担があるということ。日本が子宮頸がん罹患率を今の半分にするのは相当多変なことだ。
にもかかわらず、
パキスタン『このHPVワクチン接種キャンペーンは単なる公衆衛生介入ではなく、私たちの娘たちの健康と可能性への投資だ(現役世代への投資ではないことに注目)』としていることだ🐰
年内には結果が報告されるだろう。楽しみに待ちたい🐰
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